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小児の近視進行抑制治療
目次
- 小中学生の近視は放置してはいけません!未来のお子さんのための「近視進行抑制治療」のご案内
- まずは最低限!今日からできる3つの生活習慣改善
- 近視進行抑制治療について
・低濃度アトロピン点眼(リジュセア®ミニ点眼液0.025%)
・オルソケラトロジー(夜間コンタクト)
・多焦点ソフトコンタクトレンズ(MCL)
・近視管理眼鏡(ミヨスマート・ステレスト)
・レッドライト治療 - 当院の近視進行抑制治療決定までの流れ
- 診察当日の流れ
- 我が家にぴったりの治療はどれ?4つのチェックポイント
- 治療法ごとの効果と費用(3年間継続の目安)
- 近視進行抑制治療よくある質問Q&A
- 当院からのメッセージ
小中学生の近視は放置してはいけません!未来のお子さんのための「近視進行抑制治療」のご案内
「近視は眼鏡をかければ見えるから大丈夫」と思っていませんか?
お子さんの近視は、年齢が低ければ低いほど、成長が落ち着く18歳頃まで急激に進行(目の長さ=眼軸長が伸びる)してしまいます。
将来、強い近視(眼軸長26mm以上、度数-6D以上)になると、中高年以降に緑内障・網膜剥離・近視性黄斑症など、生活が困難になるほどの病気を発症するリスクが大きくなります。特に近視性黄斑症は現代の医療でも治療法がありません。今のうちに進行を抑えることは、未来のお子さんへの最高のプレゼントになります。

裂孔原性網膜剥離

近視性黄斑症

近視性緑内障




まずは最低限!今日からできる3つの生活習慣改善
治療を始める前に、まずはベースとなる生活習慣を見直すことが不可欠です。
- 1日2時間以上、日中に屋外で活動する
(日陰でも可、ガラス越しは不可) - 「30cm以上離す」&「休憩」を徹底
(読書、スマホ、ゲーム、タブレットは30cm以上離し、20~30分したら休憩して20~30分以上遠くを見る)
スクリーンタイム(デジタルデバイス使用時間)は1日2時間まで。 - 早寝早起きを心がける

よくある質問
近視だとどうして眼軸(眼球の前後方向の長さ)が伸びるの?
近視のメカニズムについては研究中ですが、2つの理論1)が今のところ有力です。
(遠視性デフォーカス)
長時間の近業により、網膜の後方にピントが合っている状態が続くと、網膜が「ピントが後ろにある」と感知し、「もっと眼軸を伸ばして網膜にピントをあわせなければ」と誤認識して眼軸が後方に伸長し近視が進行します。
(周辺部軸外収差)
眼球の形状が丸いため、中心窩上(光を感じとる細胞が多く集まっており視力の重要な部分)で焦点が合っていても、斜めから入る網膜焦点が後方へずれてしまい、遠視性デフォーカスにより眼軸長が伸長します。
両親とも近視なら、子供は近視になるもの?
両親のいずれかが中等度以上の近視(-3.0D~-6.0D未満)である場合、小児が近視になるリスクは約2~4倍、両親ともに強度近視(-6.0D以上)の場合は約11倍にも上昇する報告2)があります。近視を発症していない6ヶ月~6歳の小児においても、両親の近視歴を持つ場合は有意に近視に近くなってきていると報告3)があり、遺伝的要因はあります。
近視進行抑制のために外遊びがよいらしいけど、日なたじゃないと意味がないの?
屋外活動時間によって光の照度(2000ルクス以上:曇りの日の出1時間後の太陽光)により網膜のドーパミンを放出し眼軸長の伸長を抑制する4)とされていますが、季節によっては熱中症も心配です。日陰で過ごすだけでも近視進行抑制効果は期待できます。5)1日2時間(3000~10000ルクス)が理想的です。
ゲームやスマホの使用はやめさせるべきか?読書、勉強はどのようにすればよいのか?
現代社会において、ゲームやスマホを完全にやめることは現実的には難しいと思われます。デジタルデバイスの使い方のルールを決めることが重要です。
読書や勉強時間の時も同じですが、近くの作業を行うときは、眼からの距離を離すこと(30㎝以上)、連続して見る時間を減らすこと(20~30分経過したら休憩して遠くを20~30秒見る)が近視進行抑制において重要です。9)
近視進行抑制治療はいつまで行うべきなのか? 【よく聞かれる質問です】
近視進行は15歳で48%、18歳で77%、21歳で90%、24歳で96%が安定します。
近視進行が安定している場合、16歳以降に近視進行抑制治療を中止することは可能です。
眼軸長26mmを超えている、又は超える予想の場合はなるべく治療継続を勧めます。
通常の単焦点のコンタクトレンズや眼鏡に変更した場合は3~6ヶ月後に眼軸長が進行していないか確認が必要です。
眼軸長が27mmを超える場合は成人後も6~12ヶ月毎に眼科で眼軸長と眼底検査を行い、定期的なチェックが必要です。
自由診療で近視進行抑制治療を受けていますが、春の花粉症の時などで点眼が欲しい時はどうしたらよいのか?
自由診療で受診した同日でも、保険診療も受けることはできます。アレルギー点眼薬は保険診療で点眼薬処方できます。ただし、自由診療治療における症状に関しては保険診療とはなりません。
近視進行抑制治療において医療費控除が受けられるものはあるか?
オルソケラトロジーとレッドライト療法が医療費控除の対象となっていますが、最終的な判断は管轄の税務署によって異なることがあるため、事前に税務署へ確認してください。
・オルソケラトロジー レンズ費用、診察料
・レッドライト デバイス機器貸与費用、サブスクリプション費用、診察料
近視進行抑制治療について
国内で利用可能な治療法
低濃度アトロピン点眼(リジュセア®ミニ点眼液0.025%)
有効成分である低濃度アトロピンが、網膜や強膜に存在するムスカリン受容体に作用し活性化をブロックすることで強膜の成長や伸展が抑えられ眼軸長の進行を抑制します。
| 診療費 | 選定療養(検査や診察は保険診療、点眼代のみ自費) |
|---|---|
| 点眼費用 | 1箱(30日分)3,900円 |
| 効果 | 抑制効果は32% 効果は控えめなため、他の治療(オルソや多焦点コンタクト)との併用も推奨されています。 |
| 用法 | 1日1回寝る前に点眼液を点眼します。 |
| 対象 | 6~15歳頃で特に軽度~中等度の近視が進行している方が適応ですが、3~5歳の超早期介入や16~18歳の進行安定期でも可能です。 |
| 副作用 | 一時的に瞳孔が大きくなることで9%でまぶしさの訴えの報告ありますが1ヶ月すると多くの場合慣れます。 点眼液中止後にリバウンド(近視進行が一時的に早まる現象)があるため、急に中止せず、医師管理下で点眼間隔を開けて確認しながら徐々にやめていきます。 |

定価 4,380円/月
当院価格 3,900円/30日/1箱(税込)
よくある質問
点眼をさし忘れたらどうすればよいのか?
朝に点眼をすることでまぶしさを感じやすくなる可能性があるため、その日は点眼を休んでまた就寝前に点眼しましょう。朝に点眼しても大丈夫な環境でしたら点眼してもらっても結構です。
点眼でまぶしさを感じたらどうすればよいのか?
まぶしさを感じる方は全体の9%程度で、点眼によるまぶしさは1ケ月ほどで慣れてくることが多いため、少し様子をみてください。どうしても慣れない場合は教えてください。
点眼はいつまで続けるのでしょうか?
15歳頃までは治療継続し、16~18歳は眼軸長や近視進行の程度によって継続検討します。点眼中止後にリバウンド(近視進行が一時的に速まる現象)が確認されているため12)、急に中止するのではなく2日に1回点眼でしばらく減量し、さらに3日に1回点眼へ減量と、少しずつ減量することでリバウンドを防ぎます。
リジュセアミニ点眼液は保険診療ではないのか?
国内でリジュセアミニ点眼液が作られ、厚生労働省や日本眼科医会が近視進行抑制治療の点眼液はリジュセアミニ点眼液で処方するようにと公示がありました。2026年6月から選定療養となりましたので、検査や診察は保険診療可能ですが、リジュセアミニ点眼液費用は自費となります。
オルソケラトロジー(夜間コンタクト)
オルソケラトロジーでは、特殊なハードコンタクトレンズで角膜を変形させ、近視を矯正します。朝レンズを外すと、日中裸眼で過ごせるのでスポーツを行っている方などお子さんは快適に生活できます。
オルソケラトロジーレンズの装用にて網膜中心~周辺上までピントを合わせることができ眼軸長の進行を抑えることができます。
治療を中止すると角膜は元の状態に戻ります。

| 診療費 | 自由診療(検査、診察、点眼代など自費) |
|---|---|
| 効果 | ハードコンタクトレンズを装用し就寝時間6時間以上で抑制効果は36~56% リジュセアミニ点眼液と併用すると抑制効果70~75% |
| 用法 | 就寝前に専用のハードコンタクトレンズを装用し就寝する。 起床時にハードコンタクトレンズを外す。 レンズ装用前後で洗浄・適切な保存管理が必要です。 |
| 対象 | 10~18歳が推奨期ですが、お子さんによっては6~9歳でも可能な場合が多いです。(低年齢の場合は親さんがレンズの脱着やレンズのケアを習得していきます。) 近視度数は-4.00Dまで 乱視度数は-2.00D以上は× 中等度のアレルギー性結膜炎は× |
| 副作用 | 適切な処方やレンズ管理を怠ると角膜感染症など重篤な合併症を起こすこともあります。 アレルギー性結膜炎が悪化した時は一時的に中止することがあります。 |
治療の流れ
サイプレジンテスト(保険診療)
点眼薬で調節機能を一時的に麻痺させて 正確な屈折度数を確認します。
トライアル(自由診療)
約1時間の試用装用を行います。
トライアル後にオルソケラトロジー治療を決定されましたら本人専用のレンズを作成します。
レンズお渡し日(自由診療)
本人専用のレンズで、装用、取り外しと レンズの洗浄、保存方法の練習を行います。
レンズお渡し後は、オルソお渡し翌日、オルソ開始1週間後、オルソ開始2週間後、
オルソ開始1ヶ月後とレンズフィッティングや角膜の圧迫状況を確認していきます。
その後は3ヶ月毎に定期検診を行います。
オルソケラトロジー治療の費用・保証
一括払いと定額制と選択することができます。
| 治療の流れ | 治療にかかる費用(税込) | |
|---|---|---|
| 定額制 | 一括支払い | |
| サイプレジンテスト適応検査 | 保険診療 | |
| トライアルレンズ装用 治療内容説明・同意書記入 |
5,500円 | 5,500円 |
|
初期費用【1ヶ月】 ・患者様専用レンズの使用料 (必要に応じて片眼1回まで処方交換保障あり) ・レンズ装用開始から1ヶ月間の検査費用 ・レンズ装用に必要なケア用品(1ヶ月分) |
レンズ代月会費 6,600円 ※クレジット支払いのみ ※1ヵ月以内キャンセル可(レンズ代費用全額返金) 治療代・検査代 33,000円 |
132,000円(片眼79,200円) ※治療中止の場合、注文から30日以内は初期費用のうち100,000円を返金いたします。 |
| 治療継続後レンズ代 | 月々6,600円 | ー |
| 治療継続後の定期検査代 | 3,300円/1回 | 3,300円/1回 |
| 治療継続後の定期検査代 | ||
| 2年目以降の定期検査費用 | 3,300円/1回 | 3,300円/1回 |
| レンズの紛失・スペアの制作 | 16,500円/1枚 | 33,000円/1枚 |
| 眼科医の指示によるレンズの交換 | 何度でも無料交換 | 33,000円/1枚 |
| 購入後1年以内のレンズ破損 |
何度でも無料交換 ※破損レンズの1/2以上持参が必要です |
無料/片眼につき1枚限り ※破損レンズの1/2以上持参が必要です |
| リニューアル保証 |
無料 1年に1回レンズを無料で交換可能 ※ご使用のレンズと交換となります。 |
なし |
定額制のレンズ代月会費、紛失・スペアの費用はクレジットカードでの支払いのみとなります。
よくある質問
オルソは何歳からできるのか?
通常は10~18歳が推奨時期ですが6歳(小学校1年生)以降から処方可能です。お子さんの特性にもよります。8歳以下で開始すると近視進行抑制効果は高いとされており、8歳頃でできる子は多いです。低年齢でオルソケラトロジーを開始する場合は、保護者のレンズの脱着やケアの習得が必要です。
いつまでオルソを続けることになるのか?
15歳までは治療継続した方がよく、16~18歳は眼軸長が26mm以上、又は26mmを超えそうな場合はなるべく治療継続を勧めます。オルソケラトロジーのレンズが2~3年で交換となるため、交換の時期のタイミングで、眼軸長や近視進行の程度の総合的判断から他の近視進行抑制治療に切り替えることもあります。
オルソをやめるとどうなるのか?
オルソケラトロジーを中止すると、角膜の形状と視力は数週間で矯正前の状態に戻ります。
オルソで効果がでなかった場合はどうするのか?
効果には個人差があり、複数のレンズ変更をしても効果が乏しい場合は他の近視進行抑制治療へ切り替えを検討します。
日中に見えにくい時間帯がありますか?
オルソ開始して最初のうちは日中の矯正効果時間が短く、夕方が近づくにつれて徐々に見えにくくなることがあります。継続して治療を続けることで徐々に視力が安定してきます。
瞳孔径が大きくなる夜間や暗所にて、レンズで矯正された領域をこえて光が網膜に届き、ハロー・グレア(光のにじみ)が生じることがあります。
夜間にトイレに行くときなどオルソレンズをつけたまま、見えるのか?
夜間に目を開けた時でもオルソレンズをつけた状態である程度は見えます。完全に真っ暗でなければ、トイレに行く、部屋を歩く、着替えるなどできます。
何時間装用したらよいのか?
6~8時間の睡眠時間に装用することで近視進行抑制効果を得られると報告されています。
春にアレルギー性結膜炎になりやすいのだが、大丈夫か?
アレルギー性結膜炎の症状が強い場合は、レンズの装用を一時中止することはあります。
再開する時期は医師の判断が必要です。アレルギー性結膜炎症状が強い方はオルソケラトロジー治療ではなく、多焦点ソフトコンタクトレンズ(1dayEDOF)や、近視管理用眼鏡など他の近視進行抑制治療を検討することもあります。10)
オルソケラトロジーのレンズの一括払いと定額制とどちらがよいのか?
ご家庭に合わせて選択して頂ければよいですが、レンズ交換が何度でも無料で行えることをメリットに定額制を選択される方や、総額で検討すると一括払いの方がコストは安いため、一括払いを選択される方もいます。(オルソケラトロジー治療の費用・保証を参照してください)
オルソケラトロジーはなぜ近視が強いとできないのか?
オルソケラトロジーは角膜の形状を特殊設計のハードコンタクトレンズで変形させることによって近視を矯正します。近視の度数が強ければ強いほど大きく角膜の形状を変形させないといけないので、安全に矯正できる限界があります。無理に角膜を圧迫変形させることで、角膜障害を起こしたり、矯正不足で日中に近視が残ったりします。
多焦点ソフトコンタクトレンズ(MCL)
多焦点ソフトコンタクトレンズは、本来は老視(手元が見えにくくなる症状)を矯正するために開発された「遠近両用コンタクトレンズ」として知られています。 この技術を応用し、子どもの近視進行を抑えるための多焦点ソフトコンタクトレンズが各社から販売されています。
シード 1dayPureEDOF (MCL1day)
日中に使用する1日使い捨てコンタクトレンズです。
視力を矯正しつつ近視進行抑制の効果を得ることができます。レンズの洗浄保存が不要で衛生的に使用できます。

| 診療費 | 保険診療(診察、検査、コンタクトレンズ処方) |
|---|---|
| レンズ費用 | 1箱2,800円(片眼1ヶ月分)(税込) |
| 効果 | 複数の度数が年輪状に配置されており、網膜周辺部でもピントが合うようにすることで近視進行を抑制します。 抑制効果36~52% |
| 用法 | 週に6日以上、1日10~12時間を目安に装用します。 (低年齢の方は親さんがコンタクトレンズの管理を覚えます。) |
| 対象 | 10~18歳が推奨期ですがお子さんによっては8~9歳でも可能です。 乱視度数は-2.0D以上× 中等度以上のアレルギー性結膜炎× |
| 副作用 | レンズにアレルゲンが付着すると、アレルギー症状がある方は眼の炎症が悪化したり、長引いたりします。 |
クーパービジョン 2weekバイオフィニティー
マルチフォーカル mid high (MCL 2week)
日中に使用する2週間交換タイプのソフトコンタクトレンズです。
視力を矯正しつつ近視進行抑制の効果を得られます。
コンタクトレンズ治療の中では費用を安く抑えることができます。

| 診療費 | 保険診療(診察、検査、コンタクトレンズ処方) |
|---|---|
| レンズ費用 | 1箱2,800円(片眼3ヶ月分)(税込)+ケア用品代 |
| 効果 | 遠近両用の多焦点コンタクトレンズで網膜周辺部でもピントが合うことで近視進行を抑制します。 抑制効果36~52% |
| 用法 | 週に6日以上、1日10~12時間を目安に装用します。 2週間交換タイプのため、毎日レンズを洗浄、保存管理が必要です。本人または親さんがレンズ管理を習得し毎日実践します。 (低年齢の方は親さんがコンタクトレンズの洗浄・保存方法を覚えます。) |
| 対象 | 10~18歳が推奨期ですがお子さんによっては8~9歳でも可能です。 乱視度数は-2.0D以上× 中等度以上のアレルギー性結膜炎×(1dayよりも不向き) |
| 副作用 | レンズ洗浄、保存管理を怠ると重篤な眼感染症、角膜障害を起こす危険性があります。 レンズにアレルゲンが付着すると、アレルギー症状がある方は眼の炎症が悪化したり、長引いたりします。 |
クーパービジョン マイサイト1day (MiSight®1day)
日中に使用する1日使い捨てコンタクトレンズです。
多焦点コンタクトレンズの中でも近視進行抑制効果が高いレンズです。
コンタクトレンズ代金は他の製品より高価格です。


| 診療費 | 保険診療(診察、検査、コンタクトレンズ処方) |
|---|---|
| レンズ費用 | 1箱6,500円(片眼1ヶ月分)(税込) |
| 効果 | 網膜周辺部でもピントが合うようにすることで近視進行を抑制します。 抑制効果59~69% |
| 用法 | 週に6日以上、1日10~12時間を目安に装用します。 (低年齢の方は親さんがコンタクトレンズの管理を覚えます。) |
| 対象 | 10~18歳が推奨期ですがお子さんによっては8~9歳でも可能です。 乱視度数は-2.00D以上× 中等度以上のアレルギー性結膜炎× |
| 副作用 | レンズにアレルゲンが付着すると、アレルギー症状がある方は眼の炎症が悪化したり、長引いたりします。 |
よくある質問
何歳からできるのか?
10~18歳が推奨期ですが、お子さんによっては8~9歳でも可能です。日中に装用するため保護者がいない時に自立的にレンズの着脱が必要です。11)
子供へのSCL処方時の判断基準11)
1,自己管理・衛生管理が行えるか
・自分で正しくレンズの着脱ができること
・レンズの装用時間・日数を守れること
・レンズやケースのケア(洗浄・保存)がきちんと行えること
2,目の健康状態を理解できているか
・見え方の変化や目の異常を訴えられること
・少しでも違和感を覚えたときに、我慢せずに大人に自己申告できる環境下にあること
3,保護者の理解と協力が得られるか
・使用初期において、思うようにレンズの着脱ができない場合や、ケアが不十分だった場合に、
保護者が付き添ってサポートできること
・定期健診の重要性を理解していること
多焦点ソフトコンタクトレンズはネット購入してよいのか?
推奨しません。専門的な医師の判断と定期的な管理が必要な治療用レンズです。
近視進行抑制効果を確認するためにも3ケ月毎の定期受診・当院での購入を基本としています。
1日何時間装用したらよいのか?
朝起きてから装用し、1日の終わりに外すまで10~12時間、週6日間以上が目安です。毎日継続して装用することで効果が期待できます。
入浴時はコンタクトレンズはどうすればよいのか?
水道水やお湯が目に入るとレンズが変形したり、汚染されるリスクはあるため、レンズは外してから入浴することが推奨されています。
プールや学校で外れた時はどうしたらよいのか?
プールの水が目に入るとレンズの変形、汚染のリスクがあり、レンズを外すことが推奨されていますが、ゴーグルをしっかりと装用し目に水が入らないような場合では装用していても問題ありません。学校で外れてしまったり、違和感のある時に外したいときなどのために、常に予備のレンズを持参すること、自分で学校で装用できることが必要です。
多焦点コンタクトレンズはいつまで続けるのか?
近視進行は15歳で48%、18歳で77%、21歳で90%、24歳で96%が安定します。
近視進行が安定している場合、16歳以降に近視進行抑制治療を中止することは可能です。
通常のコンタクトレンズや眼鏡に変更した場合は3~6ケ月後に眼軸長が進行していないか確認が必要です。
近視管理用眼鏡(多分割レンズ)
2018年頃から海外では近視管理用眼鏡が販売されるようになり、世界30カ国以上
で処方され、子供の近視進行抑制の標準治療として定着しています。
日本でも2026年6月より国内で処方できる環境が整いました。
一般的な単焦点レンズの眼鏡には近視進行抑制の効果はありません。
現在、国内のガイドラインで推奨されている2社です。
MiYOSMART® (HOYA社)
Stellest® (Nikon-Essilor社)
MiYOSMART® DIMSレンズ
日中に使用する1日使い捨てコンタクトレンズです。
視力を矯正しつつ近視進行抑制の効果を得ることができます。レンズの洗浄保存が不要で衛生的に使用できます。



Stellest® HALレンズ
HALレンズの特徴
中央のクリアゾーン(遠方視力矯正)の周囲に高非球面マイクロレンズが同心円状に配置された構造です。
DIMSレンズと同じように網膜周辺に近視性デフォーカスを起こし近視進行を抑制します。

| 診療費 | 保険診療(診察、検査、眼鏡処方) |
|---|---|
| レンズ費用 | 取り扱い眼鏡店の価格によりますが、66,000円~110,000円。 購入後6ヶ月以内は片眼1枚ずつレンズ無償交換できます。 価格:ミヨスマート<ステレスト |
| 効果 | 網膜周辺部に近視性デフォーカスを起こし近視進行を抑制します。 抑制効果 ミヨスマート60% ステレスト51% |
| 用法 | 毎日、1日12時間以上の装用が必要です。 度数がずれると特殊な近視進行抑制効果が消失するため、定期的にチェックし必要時はレンズ交換します。 |
| 対象 | 5歳から18歳(ステレストは7歳~18歳)最終的には医師が判断します。 斜視、弱視、遺伝性の症候性疾患や眼疾患に伴う近視、円錐角膜、先天白内障など× |
| 副作用 | 直接関与するような副作用は報告されていませんが、新しい眼鏡に慣れるまで装用開始2週間は、激しいスポーツ、球技、スケートボード、自転車、車などの運転操作には注意喚起があります。 |
よくある質問
近視管理用眼鏡はどこの眼鏡屋でも作れるのか?
近視管理用眼鏡は精密なフィッティングが必要になるため、HOYA社(ミヨスマート)やNikon-Essilor社(ステレスト)からの研修を修了した、取り扱い認定店のみ作成と購入ができます。
多治見市では2026年度現在2店舗が認定店に登録されています。詳細はスタッフまでお尋ねください。
近視管理用眼鏡は一度作成したらどのぐらい使えるのか?
近視管理用眼鏡の作成交換時期は、近視の進行を認めた時点(片眼や両眼で-0.50Dを超える近視進行)で作成交換していきます。また、レンズのセンタリングが許容範囲外となっている場合もレンズの再加工やフレームの調整依頼となります。購入後6ヶ月以内は片眼1枚ずつ無償交換できる保証がありますが、作成した眼鏡店で詳細は確認してください。
現在普通の眼鏡を持っていますが、なかなか装用してくれません。近視管理用眼鏡はどれぐらいの装用がよいのか。
毎日、1日12時間以上の装用で近視進行抑制効果を得ることができます。装用したり外したりの状態ですと効果は得られないので、眼鏡が苦手なお子さんには、どんな目的で眼鏡を装用するのかを理解してもらうことが必要です。それでも装用が難しい場合は、多焦点コンタクトレンズなど他の近視進行抑制治療を検討していきます。
近視管理用眼鏡はいつまで使用するべきか。また、やめる時にリバウンドはあるか?
15歳頃までは治療継続し、16~18歳は眼軸長や近視進行の程度によって継続検討しますが、眼鏡を作成交換する時期で、近視進行の経過をみながら他の近視進行抑制治療に変更も検討します。近視管理用眼鏡は中止後もリバウンド(近視進行が一時的に速まる現象)が生じた報告はありません。
レッドライト療法(RLRL療法)
デバイスから650nm±10nmの低レベルの単一波長のレッドライト(赤色光)を放射します。赤色光は瞳孔をとおって眼底に届き、眼底の血流を促進して代謝をあげることで、眼軸長の伸長を緩やかにし近視進行を抑制することができます。
Eyerising(アイライジング)近視治療用機器を使用します。(機器は当院から貸与です)
オーストラリア Eyerising International社製造です。デバイスは海外での臨床試験で近視進行抑制治療に有効であると海外承認されていますが、国内では厚生労働省未承認の医療機器となります。



<メーカーHP> https://www.eyerisinginternational.com/
| 診療費 | 自由診療/費用は下記参照 当院への支払いとメーカーへのサブスクリプション支払いがあります。 |
|---|---|
| 効果 | 眼底に赤色光を照射することで網膜の血流を促進し代謝をあげることで近視進行を抑制します。 抑制効果76.8% |
| 用法 | 1日2回(朝・夕) ×週5回 1回3分間、眼をあけて赤色光を見ます デバイスは規定の照射時間、照射回数を超えて使用できない設定になっています。 |
| 対象 | 3歳~16歳(又は18歳まで) オルソケラトロジーや多焦点コンタクトレンズが体質的に使えない低年齢でまだコンタクトレンズが難しい場合 斜視、遺伝性の網膜疾患あり× |
| 副作用 | 治療後に一時的なまぶしさ、閃光盲、残像を引き起こす可能性があるため、治療後は3分間眼を閉じて休むことが推奨されています。 実臨床下において、治療によって網膜障害と視力低下をきたした症例がありますが光過敏症による稀な有害事象と推察されており、治療中止後数か月で症状が回復したと報告されています。 治療後に5分以上持続するまぶしさや残像の訴えが3回以上ありましたら当院へ連絡してください。 |
レッドライト療法の治療の流れと費用
| 費用 | 検査内容・重要事項 | |
|---|---|---|
| ①初診 | 保険診療 | 問診表・屈折・視力・眼軸長・近視進行抑制治療説明・動画視聴・動画視聴後アンケート・診察 |
| ②適応検査 ②〜④は同日 |
自由診療 ¥5,500(税込) |
サイプレジンテスト・OCT・眼底・眼位・立体視・角膜内皮細胞数・角膜形状解析 遺伝性の網脈絡膜疾患の家族歴がないか確認します。 レッドライト療法希望あればリジュセアミニ点眼液は中止します。 |
| ③同意書 |
治療と費用説明 ・治療に使用するデバイスについて、安全性 ・治療について ・治療開始の流れについて ・治療に関する費用について 初年度治療費(当院へ)¥165,000(税込み) サブスクリプション料金(メーカーへ) ・1ヶ月無償プラン 無償 ・毎月払い ¥8,250(税込み) ・12ヶ月一括払い ¥89,100(税込み)- 10%ディスカウント ・24ヶ月一括払い ¥158,400(税込み)- 20%ディスカウント *支払いは上記選択できますが、お支払い完了後はサブスクリプション料金の返金は受けられません。 |
|
| ④初年度治療費・検査費支払い |
¥165,000(税込) 当院へ支払い |
※同デバイスでの2人目以降の初年度分支払いは¥55,000 患者さんのメールアドレスに「患者様向けポータル使用ガイド」PDFを送信しますので、お渡し日までに内容を確認しておいてください。 |
| ⑤デバイス注文 |
同意書サイン、初年度分支払い後にレッドライト医療機器を注文します。注文から当院到着までに2〜3週間かかります。 (注文後、医療機器の返品はできません。) |
|
| ⑥デバイス到着・お渡し |
患者さんへデバイスが届いたことを連絡します。 お渡し日は親さんのみで来院可能です。 |
|
| ⑦患者さんが設定・登録・治療 | 家庭でデバイスの設定、登録をして頂いて治療開始です。 | |
| ⑧定期検査 治療開始1・3・6・9・12ヶ月後 |
¥0 |
屈折・視力・OCT・眼底・角膜形状解析・眼軸長・角膜内皮細胞数・診察 問診:治療中の有害事象(まぶしさ、閃光盲、残像など)について確認します。 治療開始1ヶ月で治療中止する場合は6万円返金します。 治療開始1ヶ月以降は返金はありません。 |
| ⑨2年目以降定期検査6ヶ月毎 |
1来院毎に ¥3,300 |
屈折・視力・OCT・眼底・角膜形状解析・眼軸長・角膜内皮細胞数・診察 問診:治療中の有害事象(まぶしさ、閃光盲、残像など)について確認します。 |
※詳細は当院スタッフが説明させて頂きます。不明点はお声かけ下さい。
よくある質問
他の近視進行抑制治療と併用することはできるのか?
リジュセアミニ点眼液との併用はできません。リジュセアミニ点眼液の作用で瞳孔が開くため、レッドライト療法において網膜に悪影響を与える可能性があります。リジュセアミニ点眼液を2週間中止後からレッドライト療法は可能です。13)
オルソケラトロジーや多焦点コンタクトレンズ、近視管理用眼鏡との併用はできますが、レッドライト療法を行う時はコンタクトや眼鏡は外して裸眼の状態で治療をします。
治療の時間帯は登校前と下校後のタイミングでないといけないのか?
治療のタイミングに決まりはなく、ご家庭によって治療スケジュールがくみやすい時間帯で行えます。1回目の治療から4時間あければ治療は可能ですので、下校後に1回、夕食後や寝る前に1回の治療でも可能です。
1日1回しか治療できなかった時はどうすればよいのか?
治療を習慣化するため、推奨のスケジュールは1日2回、1週で5日間としていますが、1週のうち、合計10回までの治療が可能です。1週で10回の治療になるように計画してください。
治療を開始して、停電やWi-Fiが断線した時はどうなるのか?
治療が開始された時点で1回の治療とカウントされます。再起動しても4時間後まで使うことができません。
使用中のデバイスに不具合があった場合は、眼科に問い合わせればよいのか?
眼科ではレッドライト治療において近視進行の経過観察や症状に対する診察を行います。デバイスはメーカー側の管理になるため、不具合が起きましたらまず、同意書時にお渡ししているサポートセンター(メールかTEL)へ問い合わせてください。
海外に行く時にデバイスをもっていけるのか?
デバイスは100V~240Vmの電圧に対応していますのでほとんどの国で使用することが可能ですが、渡航先のコンセントに対応する変換プラグが必要です。渡航先への持ち込みが可能かどうかは、ご自身で事前に航空会社への確認や各国の制度の確認が必要となります。
引っ越しに伴い転居する場合はどうしたらよいのか?
引っ越しに伴い転院される場合はデバイスを当院へご返却ください。次に受診される医療機関が設定する費用のもとで、新たにデバイスの貸与を受ける必要があります。
サブスクリプション期間が有効の場合は新しいデバイスに引き継ぐことが可能ですので、転院先の医療機関へご相談ください。
レッドライト療法が行える環境や必要なものを教えてください。
□Wi-Fi環境(2.4GHz推奨)
□治療用デバイス一式(医療機関からの貸与)
□登録のためのスマートフォンなどのモバイル端末
□サブスクリプション支払いのためのクレジットカード(JCB不可)
レッドライト療法はいつまで続けたらよいのか。
レッドライト療法中止後のリバウンド(近視進行が一時的に速まる現象)が報告14)されており、最低2年以上の治療を推奨しています。治療2~3年後の近視進行状況や将来の予想眼軸長などから継続の検討を行っていきます。
当院の近視進行抑制治療決定までの流れ
当院では診療において個々に合った治療方針を「共有意思決定」していくことを大切にしています。
医療における「共有意思決定」とは、医療者と患者さん、ご家族が両者の情報を共有して望ましい治療法について決定をするまでに至るコミュニケーションのプロセスのことを言います。
患者さんやご家庭の状況をできるだけ把握させて頂きたいことと、当院の近視進行抑制治療について情報を事前にご理解して頂けますと、診察当日に医師やスタッフとお互いに認識を共有することができ、共有意思決定において大切な要素となります。

診察日前にご家族とお子さんで近視進行抑制治療の説明動画(QR コード)を視聴してください。
視聴後ダウンロードして頂いた問診表と動画視聴後アンケートにお答え頂き、診察当日に持参し受付に提出してください。
(家庭で動画視聴、アンケート、問診を行っておくと、当日の診察までの時間が短縮できます。)
診察当日の流れ
【01】受付 問診表記載
【02】検査 ミオログ説明 BHVI
【03】近視進行抑制治療動画視聴、動画視聴後アンケート
【04】スタッフより生活指導、近視進行抑制治療相談
【05】医師より診察、近視進行抑制治療説明
【06】ご家庭でご家族皆さんで治療相談
【07】希望の治療が決まりましたら、診察予約か電話連絡してください。
(検査によって予約枠があります。スタッフがご説明いたします。)
近視進行抑制治療について、ご相談したい時はまず当院スタッフがお話を聞かせて頂きます。
我が家にぴったりの治療はどれ?4つのチェックポイント
近視進行抑制治療について理解ができ、いよいよ治療選択をする上で以下のように悩まれる親さんは多いです。
「うちの子はどの治療を行った方がよいのだろうか?」
「レッドライト治療を行ってあげたいけど、費用が気になる。」
「オルソケラトロジーと近視管理眼鏡と迷ってます。」
「とりあえずリジュセアミニ点眼だけで様子見たいけれど、それでいいのでしょうか?」
「すぐに治療をはじめた方がよいのか少し様子見てもいいのか、どうでしょうか。」
お子さんのために、ご家庭に合った治療を医師とスタッフが一緒に考えさせて頂きます。ご家族で検討される時に以下のチェックポイントや、治療による抑制効果、費用の比較表を参考にしてください。

① お子さまの年齢(適応の目安)
| 〜5歳 (未就学児) |
リジュセアミニ点眼やレッドライト治療が中心です。 近視管理用眼鏡(ミヨスマート)も検討可能です。 コンタクトレンズは使用できません。 |
|---|---|
| 6〜9歳 (低学年) |
リジュセアミニ点眼、レッドライト治療、近視管理用眼鏡がしっかり適応となります。 オルソケラトロジーや多焦点コンタクトレンズも保護者のサポートがあれば可能になり始めます。 |
| 10歳以上 (高学年〜中学生) |
すべての治療法がスムーズに選択可能になります。 |
② スポーツや習い事(日中の過ごし方)
| 「日中は眼鏡なし」を強く希望する場合 | 就寝時にレンズを入れるオルソケラトロジーや、日中に装用する多焦点コンタクトレンズがおすすめです。 ※ただしコンタクト装用中の水泳はできません。 |
|---|---|
| 「眼鏡あり」の生活で問題ない場合 | 安全な近視管理用眼鏡(ミヨスマート・ステレスト)、リジュセアミニ点眼、レッドライト治療が選択肢になります。 |
③ 親御さまの毎日の管理サポート体制
| 朝と寝る前の両方、毎日のサポートができる | オルソケラトロジー、2week多焦点コンタクトレンズ、レッドライト治療(1日2回照射)が可能です。 ※ただしコンタクト装用中の水泳はできません。 |
|---|---|
| 寝る前だけならサポートできる | リジュセアミニ点眼などが無理なく続けられます。オルソケラトロジーやレッドライトは朝の対応が必要なため難しくなります。 |
| 毎日のケアは難しく、3ヶ月に1回の通院しか対応できない | 毎日掛け続けるだけの近視管理用眼鏡(ミヨスマート・ステレスト)が唯一の選択肢として推奨されます。 |
④ 目の特徴による制限(アレルギー・近視の強さ・乱視)
| アレルギー | オルソケラトロジー、2week多焦点コンタクトレンズ、 レッドライト治療(1日2回照射)が可能です。 |
|---|---|
| 近視の強さ | 近視が-4Dを超える強い近視の場合、オルソケラトロジーは効果が不安定になるため不向き(△〜×)です。 |
| 乱視 | 多焦点コンタクトレンズとオルソケラトロジーは乱視を矯正する設計にはなっていないので、乱視はそのまま残ります。 オルソケラトロジーは矯正目的ではなくレンズのフィッティングを良くするために乱視用デザイン設計があり、乱視-1.25D~-2.00Dあたりまで対応できます。 近視管理用眼鏡は乱視矯正可能ですが、近視と乱視の度数が強いと作成に制限があります。 ・乱視-0.75D以下 乱視の影響が軽微なため、近視度数で調整していくことができます。 多焦点コンタクトレンズ〇 オルソケラトロジー〇 近視管理用眼鏡〇 ・乱視-0.75D~-1.25D 文字の輪郭が少しぼやけたり、夜間に光がにじんだりする、にじみ、ぼやけが残りやすくなります。 乱視の向き(直乱視など)や本人の見え方の感覚によっては視力がでれば 多焦点コンタクトレンズ〇 オルソケラトロジー乱視用デザイン〇 近視管理用眼鏡〇 ・乱視-1.50D~-2.00D ぼやけや、だぶつきが強く残り、視力が充分に引き出せず遠方がはっきり見えない状態になります。 多焦点コンタクトレンズ△(近視進行抑制効果はあるが見え方によっては不可) オルソケラトロジー乱視用デザイン〇 近視管理用眼鏡〇 ・乱視-2.00D以上 多焦点コンタクトレンズ× オルソケラトロジー× 近視管理用眼鏡〇(近視と乱視度数が強いと作成制限あり) |
治療法ごとの効果と費用(3年間継続の目安)
効果が高い順番に並んでいます。ご家庭の経済的許容度(予算)に合わせてご検討ください。
| 治療方法 | 眼軸長(目の長さ) の抑制効果 DOCX |
3年間の費用目安 (月額換算) |
どんなお子さま・ご家庭に向いている? |
|---|---|---|---|
| レッドライト療法 | 76.8% 抑制 |
3年で約49万円 (月〜13,000円枠) |
【効果最優先】 コンタクトが苦手な子や、点眼で効果不十分な方に。親が毎日朝晩の照射を管理できること。 |
| オルソケラトロジー+リジュセアミニ点眼 併用 | 70〜75% 抑制 |
3年で約32万円 (月〜10,000円枠) |
【日中裸眼+高い効果】 激しいスポーツを裸眼でしたい子に最適。親の厳密なレンズ・点眼管理が必要です。 |
| マイサイト 1day (専用多焦点CL) |
59〜69% 抑制 |
片眼6,500円/月 (3年で約46.8万・月〜13,000円枠) |
【コンタクトで高い効果】 日中眼鏡なしを希望し、衛生的な1dayでしっかり抑制したい方に。 |
| 近視管理眼鏡 (ミヨスマート / ステレスト) |
ミヨスマート 約60% 抑制 ステレスト 約51%抑制 |
交換頻度による (月3,000〜7,000円枠) |
【安心・手間なし】 幼児・低学年から安全に開始可能。親の毎日の手入れ負担がなく、通院のみで管理できます。 |
| オルソケラトロジー (単独) |
36〜56% 抑制 (平均50%) |
3年で約20万円 (月〜7,000円枠) |
【日中完全裸眼】 水泳や球技、ダンスなどをする子。親が毎日の着脱・ケアを徹底できること。 |
| 多焦点CL 1day (1dayPure EDOFなど) |
36〜52% 抑制 (平均40〜50%) |
3年で約25万円 (月〜7,000円枠) |
【日中眼鏡なし・衛生的】 毎日使い捨てのソフトレンズ。高学年以降で、自分で扱いができる子に。 |
| 多焦点CL 2week (マルチフォーカル mid high) |
36〜52% 抑制 (平均40〜50%) |
3年で約10〜11万円 (月3,000〜4,500円枠) |
【コンタクトで費用を抑える】 眼鏡なしを希望し、かつ費用負担を最も少なく抑えたいご家庭に。毎日の洗浄が必須。 |
| リジュセアミニ点眼 (低濃度アトロピン) |
32% 抑制 |
薬代3,900円/月 (月3,000〜4,500円枠) |
【手軽さ重視】 毎晩1回点眼するだけ。単独では効果が控えめなため、他治療との併用もおすすめです。 |
※コンタクトレンズの費用にケア用品代が含まれるものもあります。詳細な検査代や初期トライアル費用については、診察時にご確認ください。
近視進行抑制治療 よくある質問 Q&A
近視総論
近視だとどうして眼軸(眼球の前後方向の長さ)が伸びるの?
近視のメカニズムについては研究中ですが、2つの理論1)が今のところ有力です。
(遠視性デフォーカス)
長時間の近業により、網膜の後方にピントが合っている状態が続くと、網膜が「ピントが後ろにある」と感知し、「もっと眼軸を伸ばして網膜にピントをあわせなければ」と誤認識して眼軸が後方に伸長し近視が進行します。
(周辺部軸外収差)
眼球の形状が丸いため、中心窩上(光を感じとる細胞が多く集まっており視力の重要な部分)で焦点が合っていても、斜めから入る網膜焦点が後方へずれてしまい、遠視性デフォーカスにより眼軸長が伸長します。
両親とも近視なら、子供は近視になるもの?
両親のいずれかが中等度以上の近視(-3.0D~-6.0D未満)である場合、小児が近視になるリスクは約2~4倍、両親ともに強度近視(-6.0D以上)の場合は約11倍にも上昇する報告2)があります。近視を発症していない6ヶ月~6歳の小児においても、両親の近視歴を持つ場合は有意に近視に近くなってきていると報告3)があり、遺伝的要因はあります。
近視進行抑制のために外遊びがよいらしいけど、日なたじゃないと意味がないの?
屋外活動時間によって光の照度(2000ルクス以上:曇りの日の出1時間後の太陽光)により網膜のドーパミンを放出し眼軸長の伸長を抑制する4)とされていますが、季節によっては熱中症も心配です。日陰で過ごすだけでも近視進行抑制効果は期待できます。5)1日2時間(3000~10000ルクス)が理想的です。
ゲームやスマホの使用はやめさせるべきか?読書、勉強はどのようにすればよいのか?
現代社会において、ゲームやスマホを完全にやめることは現実的には難しいと思われます。デジタルデバイスの使い方のルールを決めることが重要です。
読書や勉強時間の時も同じですが、近くの作業を行うときは、眼からの距離を離すこと(30㎝以上)、連続して見る時間を減らすこと(20~30分経過したら休憩して遠くを20~30秒見る)が近視進行抑制において重要です。9)
近視進行抑制治療はいつまで行うべきなのか? 【よく聞かれる質問です】
近視進行は15歳で48%、18歳で77%、21歳で90%、24歳で96%が安定します。
近視進行が安定している場合、16歳以降に近視進行抑制治療を中止することは可能です。
眼軸長26mmを超えている、又は超える予想の場合はなるべく治療継続を勧めます。
通常の単焦点のコンタクトレンズや眼鏡に変更した場合は3~6ヶ月後に眼軸長が進行していないか確認が必要です。
眼軸長が27mmを超える場合は成人後も6~12ヶ月毎に眼科で眼軸長と眼底検査を行い、定期的なチェックが必要です。
自由診療で近視進行抑制治療を受けていますが、春の花粉症の時などで点眼が欲しい時はどうしたらよいのか?
自由診療で受診した同日でも、保険診療も受けることはできます。アレルギー点眼薬は保険診療で点眼薬処方できます。ただし、自由診療治療における症状に関しては保険診療とはなりません。
近視進行抑制治療において医療費控除が受けられるものはあるか?
オルソケラトロジーとレッドライト療法が医療費控除の対象となっていますが、最終的な判断は管轄の税務署によって異なることがあるため、事前に税務署へ確認してください。
・オルソケラトロジー レンズ費用、診察料
・レッドライト デバイス機器貸与費用、サブスクリプション費用、診察料
オルソケラトロジー
オルソは何歳からできるのか?
通常は10~18歳が推奨時期ですが6歳(小学校1年生)以降から処方可能です。お子さんの特性にもよります。8歳以下で開始すると近視進行抑制効果は高いとされており、8歳頃でできる子は多いです。低年齢でオルソケラトロジーを開始する場合は、保護者のレンズの脱着やケアの習得が必要です。
いつまでオルソを続けることになるのか?
15歳までは治療継続した方がよく、16~18歳は眼軸長が26mm以上、又は26mmを超えそうな場合はなるべく治療継続を勧めます。オルソケラトロジーのレンズが2~3年で交換となるため、交換の時期のタイミングで、眼軸長や近視進行の程度の総合的判断から他の近視進行抑制治療に切り替えることもあります。
オルソをやめるとどうなるのか?
オルソケラトロジーを中止すると、角膜の形状と視力は数週間で矯正前の状態に戻ります。
オルソで効果がでなかった場合はどうするのか?
効果には個人差があり、複数のレンズ変更をしても効果が乏しい場合は他の近視進行抑制治療へ切り替えを検討します。
日中に見えにくい時間帯がありますか?
オルソ開始して最初のうちは日中の矯正効果時間が短く、夕方が近づくにつれて徐々に見えにくくなることがあります。継続して治療を続けることで徐々に視力が安定してきます。
瞳孔径が大きくなる夜間や暗所にて、レンズで矯正された領域をこえて光が網膜に届き、ハロー・グレア(光のにじみ)が生じることがあります。
夜間にトイレに行くときなどオルソレンズをつけたまま、見えるのか?
夜間に目を開けた時でもオルソレンズをつけた状態である程度は見えます。完全に真っ暗でなければ、トイレに行く、部屋を歩く、着替えるなどできます。
何時間装用したらよいのか?
6~8時間の睡眠時間に装用することで近視進行抑制効果を得られると報告されています。
春にアレルギー性結膜炎になりやすいのだが、大丈夫か?
アレルギー性結膜炎の症状が強い場合は、レンズの装用を一時中止することはあります。
再開する時期は医師の判断が必要です。アレルギー性結膜炎症状が強い方はオルソケラトロジー治療ではなく、多焦点ソフトコンタクトレンズ(1dayEDOF)や、近視管理用眼鏡など他の近視進行抑制治療を検討することもあります。10)
オルソケラトロジーのレンズの一括払いと定額制とどちらがよいのか?
ご家庭に合わせて選択して頂ければよいですが、レンズ交換が何度でも無料で行えることをメリットに定額制を選択される方や、総額で検討すると一括払いの方がコストは安いため、一括払いを選択される方もいます。(オルソケラトロジー治療の費用・保証を参照してください)
オルソケラトロジーはなぜ近視が強いとできないのか?
オルソケラトロジーは角膜の形状を特殊設計のハードコンタクトレンズで変形させることによって近視を矯正します。近視の度数が強ければ強いほど大きく角膜の形状を変形させないといけないので、安全に矯正できる限界があります。無理に角膜を圧迫変形させることで、角膜障害を起こしたり、矯正不足で日中に近視が残ったりします。
多焦点ソフトコンタクトレンズ
何歳からできるのか?
10~18歳が推奨期ですが、お子さんによっては8~9歳でも可能です。日中に装用するため保護者がいない時に自立的にレンズの着脱が必要です。11)
子供へのSCL処方時の判断基準11)
1,自己管理・衛生管理が行えるか
・自分で正しくレンズの着脱ができること
・レンズの装用時間・日数を守れること
・レンズやケースのケア(洗浄・保存)がきちんと行えること
2,目の健康状態を理解できているか
・見え方の変化や目の異常を訴えられること
・少しでも違和感を覚えたときに、我慢せずに大人に自己申告できる環境下にあること
3,保護者の理解と協力が得られるか
・使用初期において、思うようにレンズの着脱ができない場合や、ケアが不十分だった場合に、
保護者が付き添ってサポートできること
・定期健診の重要性を理解していること
多焦点ソフトコンタクトレンズはネット購入してよいのか?
推奨しません。専門的な医師の判断と定期的な管理が必要な治療用レンズです。
近視進行抑制効果を確認するためにも3ケ月毎の定期受診・当院での購入を基本としています。
1日何時間装用したらよいのか?
朝起きてから装用し、1日の終わりに外すまで10~12時間、週6日間以上が目安です。毎日継続して装用することで効果が期待できます。
入浴時はコンタクトレンズはどうすればよいのか?
水道水やお湯が目に入るとレンズが変形したり、汚染されるリスクはあるため、レンズは外してから入浴することが推奨されています。
プールや学校で外れた時はどうしたらよいのか?
プールの水が目に入るとレンズの変形、汚染のリスクがあり、レンズを外すことが推奨されていますが、ゴーグルをしっかりと装用し目に水が入らないような場合では装用していても問題ありません。学校で外れてしまったり、違和感のある時に外したいときなどのために、常に予備のレンズを持参すること、自分で学校で装用できることが必要です。
多焦点コンタクトレンズはいつまで続けるのか?
近視進行は15歳で48%、18歳で77%、21歳で90%、24歳で96%が安定します。
近視進行が安定している場合、16歳以降に近視進行抑制治療を中止することは可能です。
通常のコンタクトレンズや眼鏡に変更した場合は3~6ケ月後に眼軸長が進行していないか確認が必要です。
リジュセアミニ点眼液
点眼をさし忘れたらどうすればよいのか?
朝に点眼をすることでまぶしさを感じやすくなる可能性があるため、その日は点眼を休んでまた就寝前に点眼しましょう。朝に点眼しても大丈夫な環境でしたら点眼してもらっても結構です。
点眼でまぶしさを感じたらどうすればよいのか?
まぶしさを感じる方は全体の9%程度で、点眼によるまぶしさは1ケ月ほどで慣れてくることが多いため、少し様子をみてください。どうしても慣れない場合は教えてください。
点眼はいつまで続けるのでしょうか?
15歳頃までは治療継続し、16~18歳は眼軸長や近視進行の程度によって継続検討します。点眼中止後にリバウンド(近視進行が一時的に速まる現象)が確認されているため12)、急に中止するのではなく2日に1回点眼でしばらく減量し、さらに3日に1回点眼へ減量と、少しずつ減量することでリバウンドを防ぎます。
リジュセアミニ点眼液は保険診療ではないのか?
国内でリジュセアミニ点眼液が作られ、厚生労働省や日本眼科医会が近視進行抑制治療の点眼液はリジュセアミニ点眼液で処方するようにと公示がありました。2026年6月から選定療養となりましたので、検査や診察は保険診療可能ですが、リジュセアミニ点眼液費用は自費となります。
近視管理用眼鏡
近視管理用眼鏡はどこの眼鏡屋でも作れるのか?
近視管理用眼鏡は精密なフィッティングが必要になるため、HOYA社(ミヨスマート)やNikon-Essilor社(ステレスト)からの研修を修了した、取り扱い認定店のみ作成と購入ができます。
多治見市では2026年度現在2店舗が認定店に登録されています。詳細はスタッフまでお尋ねください。
近視管理用眼鏡は一度作成したらどのぐらい使えるのか?
近視管理用眼鏡の作成交換時期は、近視の進行を認めた時点(片眼や両眼で-0.50Dを超える近視進行)で作成交換していきます。また、レンズのセンタリングが許容範囲外となっている場合もレンズの再加工やフレームの調整依頼となります。購入後6ヶ月以内は片眼1枚ずつ無償交換できる保証がありますが、作成した眼鏡店で詳細は確認してください。
現在普通の眼鏡を持っていますが、なかなか装用してくれません。近視管理用眼鏡はどれぐらいの装用がよいのか。
毎日、1日12時間以上の装用で近視進行抑制効果を得ることができます。装用したり外したりの状態ですと効果は得られないので、眼鏡が苦手なお子さんには、どんな目的で眼鏡を装用するのかを理解してもらうことが必要です。それでも装用が難しい場合は、多焦点コンタクトレンズなど他の近視進行抑制治療を検討していきます。
近視管理用眼鏡はいつまで使用するべきか。また、やめる時にリバウンドはあるか?
15歳頃までは治療継続し、16~18歳は眼軸長や近視進行の程度によって継続検討しますが、眼鏡を作成交換する時期で、近視進行の経過をみながら他の近視進行抑制治療に変更も検討します。近視管理用眼鏡は中止後もリバウンド(近視進行が一時的に速まる現象)が生じた報告はありません。
レッドライト療法
他の近視進行抑制治療と併用することはできるのか?
リジュセアミニ点眼液との併用はできません。リジュセアミニ点眼液の作用で瞳孔が開くため、レッドライト療法において網膜に悪影響を与える可能性があります。リジュセアミニ点眼液を2週間中止後からレッドライト療法は可能です。13)
オルソケラトロジーや多焦点コンタクトレンズ、近視管理用眼鏡との併用はできますが、レッドライト療法を行う時はコンタクトや眼鏡は外して裸眼の状態で治療をします。
治療の時間帯は登校前と下校後のタイミングでないといけないのか?
治療のタイミングに決まりはなく、ご家庭によって治療スケジュールがくみやすい時間帯で行えます。1回目の治療から4時間あければ治療は可能ですので、下校後に1回、夕食後や寝る前に1回の治療でも可能です。
1日1回しか治療できなかった時はどうすればよいのか?
治療を習慣化するため、推奨のスケジュールは1日2回、1週で5日間としていますが、1週のうち、合計10回までの治療が可能です。1週で10回の治療になるように計画してください。
治療を開始して、停電やWi-Fiが断線した時はどうなるのか?
治療が開始された時点で1回の治療とカウントされます。再起動しても4時間後まで使うことができません。
使用中のデバイスに不具合があった場合は、眼科に問い合わせればよいのか?
眼科ではレッドライト治療において近視進行の経過観察や症状に対する診察を行います。デバイスはメーカー側の管理になるため、不具合が起きましたらまず、同意書時にお渡ししているサポートセンター(メールかTEL)へ問い合わせてください。
海外に行く時にデバイスをもっていけるのか?
デバイスは100V~240Vmの電圧に対応していますのでほとんどの国で使用することが可能ですが、渡航先のコンセントに対応する変換プラグが必要です。渡航先への持ち込みが可能かどうかは、ご自身で事前に航空会社への確認や各国の制度の確認が必要となります。
引っ越しに伴い転居する場合はどうしたらよいのか?
引っ越しに伴い転院される場合はデバイスを当院へご返却ください。次に受診される医療機関が設定する費用のもとで、新たにデバイスの貸与を受ける必要があります。
サブスクリプション期間が有効の場合は新しいデバイスに引き継ぐことが可能ですので、転院先の医療機関へご相談ください。
レッドライト療法が行える環境や必要なものを教えてください。
□Wi-Fi環境(2.4GHz推奨)
□治療用デバイス一式(医療機関からの貸与)
□登録のためのスマートフォンなどのモバイル端末
□サブスクリプション支払いのためのクレジットカード(JCB不可)
レッドライト療法はいつまで続けたらよいのか。
レッドライト療法中止後のリバウンド(近視進行が一時的に速まる現象)が報告14)されており、最低2年以上の治療を推奨しています。治療2~3年後の近視進行状況や将来の予想眼軸長などから継続の検討を行っていきます。
【引用・参考文献】
1)Smith,EL,3rd,et al. Peripheral vision can influence eye growth and refractive development in infant monkeys. Invest Ophthalmol Vis Sci. 46(11),2005,3965-3972
2)Tang,SM. Et al. Independent Infuluence of Parental Myopia on ChildhoodMyopia in a Dose-Related Manner in 2,055 Trios:The Hong Kong Children EyeStudy. American journal of ophthalmology. 218,2020,199-207.
3)Matsumura,S. et al. Prevalence of Myopia and Its Associated Factors Among Japanese Preschool Children. Frontiers in public health,10,2022,901480.
4)Wu,PC. et al. Myopia Prevention and Outdoor Light Intensity in a School-Based Cluster Randomized Trial. Ophthalmology. 125(8),2018,1239-1250
5)ライフスタイル改善(外遊び、タブレット学習を含めた近くを見る作業)四倉 絵理沙,眼科ケア 2025,Vol.27 No8,731-738.
9)Ip,JM. Et al. Role of near work in myopia:findings in a sample of Australian School children. Invest Ophthalmol Vis Sci.49(7),2008.2903-2910.
10)日本コンタクトレンズ学会オルソケラトロジーガイドライン委員会.オルソケラトロジーガイドライン(第2版).
11)眼科ケア 2025,Vol.27 No8 758抜粋
12)Tong,L. et al. Atropine for the treatment of childhood myopia:effect on myopia progression after cessation of atropine. Ophthalmology.116(3),2009,572-579.
13)Eyerising International社公式ホームページより
14)Chen H,Wang W,Liao Y,Zhou W,Li Q,Wang J,Tang J.Pei Y,Wang X,Low-intensityrea-light therapy in slowing myopic progression and the rebound effect after its cessation in Chinese children : a randomized controlled trial.Graefes Arch Clin Expophthalmol.2023Feb(2):575-584
当院からのメッセージ
当院では、最初にお子さまの「眼軸長(目の長さ)」と近視の度数を正確に測定し、将来の近視進行予想グラフを作成します。 もし、将来の予想が26mmを超える場合は、将来の深刻な視覚障害リスクを回避するために何らかの抑制治療(自由診療または選定療養)をお勧めしています。

治療を希望されない場合
近視の進行を確認するためにも3〜6ヶ月毎の定期診察(保険診療)が重要です。そして生活スタイルの改善を続けましょう。
スクリーンタイムは1日2時間まで
を実行してください。
- 1日2時間以上、日中に屋外で活動する
(日陰でも可、ガラス越しは不可) - 「30cm以上離す」&「休憩」を徹底
(読書、スマホ、ゲーム、タブレットは30cm以上離し、20〜30分したら休憩して20〜30秒以上遠くを見る) - 早寝早起きを心がける
(22時には就寝し、8時間睡眠を守る)
お子さまの大切な未来のために、
まずは検査と度数チェックから始めてみませんか?

