glaucoma-treatment
緑内障治療計画（ACTパック）
緑内障について
緑内障は「目の成人病」といわれるほど中高年の方に多く日本では40歳以上の約20人に1人が緑内障と診断されています。
失明原因の第1位の病気であるにもかかわらず、自分が緑内障であることに気づいていない方が非常に多く治療を受けている方は、約10人に1人です。
緑内障とは
緑内障になると、見える範囲（視野）は長い時間をかけてゆっくりと欠けていきます。
視野が欠けはじめても、見えない部分が白く見えたり、黒く見えたりするわけではないので、患者さん自身はかなり進行するまで症状を自覚できません。
見え方のイメージ像
緑内障初期の見え方
正常な見え方
症状が進んだ見え方
緑内障は、痛みなどの自覚症状がないため、見えなくなっていることに、気づきにくい
緑内障の症状が、少し進んだ方の見え方
治療をきちんと続けることで、多くの方は一生困らない視野を保つことができます。
あなたにとって、かけがえのないことは何ですか？
「かけがえのない日常が失われてしまわないように、毎日点眼を続けることが大切です。」
点眼し続ける
点眼しない・途中でやめる
緑内障治療で大切なこと
- 緑内障は、治療をしないと非常にゆっくりですが見えない範囲が広がっていきます。
- 一度見えなくなったところは後から治療しても元に戻すことはできません。
- 治療を続けることで、見えなくなるスピードを遅らせることができ多くの場合、生涯生活に困らない視野を保つことができます。
大切なことは毎日、忘れずに目薬を差し続けること
毎日の点眼を忘れないための3つの工夫
１．いつ点眼するかを決める
医師の指示に合わせて、毎日の点眼のタイミングを決めましょう。
（起床時、顔を洗うとき、入浴前、食前食後など）
２．目薬をどこに置くかを決める
洗面所やリビングなど、常に目につくところがおすすめです。
※ただし冷蔵庫に保存する目薬や除きます。
３．点眼したら印をつける
点眼したらカレンダーなどに印をつけて習慣化しましょう。
ご家族や周囲の方へ協力を
ご家族のみなさんへお願い
- 今日の点眼、忘れてない？
- 点眼液はまだ残っている？
- 次の診察日、もうすぐだね。
こんなふうに患者さんに声をかけ、毎日の点眼を応援してあげてください。ほかにも、こんな工夫をすることで患者さんの毎日の点眼をサポー トできます。
現在 気がおけない仲間と過ごす時間があって、また頑張れる
「緑内障は、見たものを脳に伝える神経が弱まり、見える範囲が少しずつ欠けていく病気です。」
5年後 もっともっと上達したいと思える趣味がある
とはいえ、今すぐに手元が見えなくなるわけではありません。
10年後 いつか行ってみたいと思っていたあの場所へ
ただ、ゆっくりと、確実に症状は進行していきます。
15年後 幸せであってほしいと願う相手がまた増える
あなたに覚えておいてほしい、たったひとつのこと・・・それは、
20年後 まだまだやってみたいことはたくさんある あなたの豊かな人生のために。
毎日欠かさず目薬をさすこと。
0572-22-5515
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